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【学年別】小学生におすすめの本21選|絵本から児童書まで人気&名作を紹介!
小学生の読書|まずは「読んでみたい!」と思える一冊を
小学生になると、自分で文章を読む機会が少しずつ増えていきます。とはいえ、最初から長い児童書を無理に読ませる必要はありません。絵本や図鑑、短い物語など、子どもが「読んでみたい」と思える本から始めるのがおすすめです。
小学生が読む本は、学年が上がるにつれて、興味のあるテーマや物語の好みも変わっていきます。低学年では絵や短い文章で楽しめる本、中学年では夢中になれる物語や知識の本、高学年では少し背伸びした児童書など、成長に合わせて選んでみましょう。
低学年向け|小学生が楽しく読めるおすすめ本7選
小学生に入学するまでは、両親に絵本を読んでもらった子が多いでしょう。低学年(小学1年生・2年生)といえば、絵と文章の両方で楽しむ「絵本」から、文字だけでもストーリーが楽しめる子ども向けの作品「児童書」への移行期。絵本や幼児童話など、本人の好みや成長に合わせつつ取り入れていきましょう。
まずは、楽しみながら無理なく読める作品にチャレンジを。低学年のお子さんにおすすめの本、早速ご紹介しますね。ぜひ参考にしてください。
笑って夢中になれる!『かいけつゾロリ』シリーズ

読書に慣れていない低学年の子にもおすすめなのが、いたずらの天才・ゾロリが活躍する『かいけつゾロリ』シリーズ。お城を手に入れたり、宝探しに挑戦したりと、毎回ユニークな騒動を巻き起こします。
ダジャレや言葉遊び、楽しいイラストも満載で、文章を読むだけでなくページの隅々まで楽しめるのが魅力。夢中になって読み進めるうちに、「本を読むって楽しい!」という気持ちを育んでくれます。読書のきっかけになる一冊を探しているときにもぴったり。
ポプラ社
かいけつゾロリのドラゴンたいじ(作・絵/原 ゆたか)
謎解き&絵探しが楽しい!『おしりたんてい』シリーズ

自分で謎を解く楽しさを味わえる『おしりたんてい』シリーズは、低学年の読書デビューにもぴったりの本。TVでも大人気の笑える・面白いアニメなので、一度は見たことがあるはず。
おしりの顔をした名探偵が、助手のブラウンと一緒にさまざまな事件を解決します。物語を読みながら手がかりを探したり、迷路や絵探しに挑戦したりと、遊びのような仕掛けがいっぱい。ユーモアたっぷりの展開も楽しく、最後まで飽きずに読み進められるのが魅力です。
ポプラ社
おしりたんてい たいけつ! かいとうアカデミー (作・絵/トロル)
自分の気持ちを言葉にする物語『いいたいことがありすぎます!』

友達とのやり取りも増えてくる低学年の子に読んでほしいのが、『いいたいことがありすぎます!』。主人公の女の子が、言いたいことをうまく伝えられず、心の中にさまざまな思いを抱えていく様子をユーモラスに描いています。
「わかる!」と共感できる場面も多く、自分の気持ちについて考えるきっかけにも。今の自分から一歩踏み出したい人の背中を押してくれます。テンポのよい展開で読みやすく、読み聞かせや親子で感想を話しながら楽しむのにもおすすめです。
金の星社
いいたいことがありすぎます!(作/工藤 純子・絵/武田 美穂)
鬼との約束にドキドキ!『おにのやくそく』

昔話のような雰囲気と、ちょっぴりドキドキする展開を楽しめる『おにのやくそく』。鬼と人との間に交わされた「約束」をめぐって物語が進み、次はどうなるのかと先が気になる一冊です。
低学年でも挑戦しやすい読みやすさがありながら、物語の展開を想像したり、登場人物の気持ちを考えたりする面白さも味わえます。鬼との約束を通じて成長していく前向きな気持ちになれる幼年童話。絵本から児童書へ進む時期の一冊にもおすすめです。
PHP研究所
おにのやくそく(作/やまだ ともこ・絵/モカ子)
冒険の世界へ!『マジック・ツリーハウス』シリーズ

本を開くだけで、恐竜の時代や古代文明など、さまざまな世界へ冒険に出かけられる『マジック・ツリーハウス』シリーズ。ジャックとアニーの兄妹が、森のツリーハウスから不思議な本の世界へ旅立ちます。
冒険のワクワク感に加えて、歴史や自然などへの興味も広げてくれるのが魅力。少しずつ長い物語を読めるようになってきた低学年の子にもぴったりです。プレゼントには、本文もオールカラー、巻末に学べる資料が付いた新装版がおすすめ。
KADOKAWA
[カラー新装版]マジック・ツリーハウス(作/メアリー・ポープ・オズボーン)
ちょっぴり怖くてかわいい!『おばけのジョージー』シリーズ

怖い話が好きな子への入門編にもおすすめなのが、『おばけのジョージー』シリーズ。屋敷に住む小さなおばけのジョージーは、人を驚かせようと頑張るものの、なかなかうまくいきません。そんなジョージーの姿がかわいらしく、怖さよりもユーモラスな面白さを楽しめます。
短めの物語で読みやすく、かわいいおばけや少し不思議な世界が好きな低学年の子にも親しみやすいシリーズです。
徳間書店
おばけのジョージー おおてがら(作/ロバート・ブライト)
心に残る絵本を贈りたいなら『だいじょうぶ だいじょうぶ』

おじいちゃんと孫の温かな交流を描いた『だいじょうぶ だいじょうぶ』。外の世界へ出ていくなかで、怖いことや不安なことに出会った「ぼく」に、おじいちゃんが繰り返し「だいじょうぶ」と語りかけます。シンプルな言葉の中に、安心させてくれる温かさが詰まった一冊。
自分で読めるようになった低学年の子はもちろん、親子で一緒にページをめくりながら楽しむ本としてもおすすめ。大人が読んでも、心に残る素敵な絵本です。
講談社
だいじょうぶ だいじょうぶ(作・絵/いとうひろし)
中学年向け|物語や知識を楽しめるおすすめ本7選
小学生の中学年(小学3年生・4年生)になると、自分で本を選びたがるようになるでしょう。今までお母さんやお父さんと選んでいた子も、自分が気になる本を読みたいという気持ちが強くなる頃。漫画を読み始める子も出てきます。
「お友達が面白いと言っていた本」「図書館でいつも借りられている人気の本」「先生がお勧めしてくれた本」など、選ぶ理由も増える頃でしょう。まだ読めない漢字も多いため、フリガナがついているタイプを選ぶのがおすすめ。
不思議なお菓子に夢中!『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』シリーズ

商店街にひっそりとたたずむ駄菓子屋さん。幸運を求める人だけが見えるという駄菓子屋には、存在感たっぷりの女主人がいます。お店へやってきた登場人物たちが駄菓子を食べると、何とも奇妙で不思議な出来事が。ちょっぴりこわくて、ドキドキハラハラする物語。
先が気になりドンドン読む子も多いため、夏休みなどの長期休暇に全シリーズ読んでみるのも良いでしょう。読書感想文向き。大人もハマりそうな本です。
偕成社
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 全20巻セット(作/廣嶋玲子・絵/jyajya)
笑って泣ける成長物語!『若おかみは小学生!』シリーズ

両親を事故で亡くした小学6年生のおっこが、祖母の経営する温泉旅館「春の屋」で若おかみとして働く『若おかみは小学生!』シリーズ。旅館のお客さんを迎えたり、個性豊かな仲間たちと関わったりするなかで、おっこが少しずつ成長していきます。
小学生の女の子に人気の楽しいだけでなく、悲しみや葛藤にも向き合う物語。登場人物の気持ちを想像しながら読むのが楽しくなる中学年以降にぴったりです。
講談社 青い鳥文庫
若おかみは小学生! 花の湯温泉ストーリー 1(作/令丈 ヒロ子・絵/亜沙美)
ゲーム好きから読書へ!『星のカービィ』小説シリーズ

『星のカービィ』が好きな子なら、ゲームから読書へ興味を広げるきっかけにもなる小説シリーズを。カービィやワドルディ、デデデ大王など、おなじみのキャラクターたちが登場し、ゲームとは異なるストーリーを楽しめます。
冒険や謎解き、コミカルなやり取りなど、作品ごとにさまざまな物語が展開。大好きなキャラクターをきっかけに、少しずつ文章量のある本にも親しみたい中学年の子におすすめです。
角川つばさ文庫
星のカービィ 夢幻の歯車 霧につつまれた大事件!?
自分で謎を解きたい子に!『ミルキー杉山のあなたも名探偵』シリーズ

探偵ミルキー杉山と一緒に事件の謎を解く『あなたも名探偵』シリーズは、推理好きな子にぴったり。物語を読み進めながら手がかりを探し、読者自身が犯人やトリックを推理できる仕掛けになっています。
答えを先に読むのではなく、「自分ならどう考える?」と頭を使いながら楽しめるのが魅力の本。中学年になって、物語を読むだけでなく自分で考える読書にも挑戦したい子におすすめです。新刊がシリーズ30冊目を超えたロングセラー、全制覇すれば名探偵になれるかも?
偕成社
ゆめのなかの名探偵 (作/杉山 亮・絵/中川大輔)
学校の窓が友達に!?『窓のまどかさん』

学校の窓「まどかさん」を中心に、子どもたちの日常と不思議な出来事を描く『窓のまどかさん』。いつも教室から子どもたちを見つめている窓だからこそ知っている、友達との出来事や学校で起こるさまざまなドラマが楽しめます。
身近な学校が舞台なので物語に入り込みやすく、日常の中にある小さな変化や人とのつながりにも目を向けられる本。モノにも実は心があるんじゃないかと信じたい人にもおすすめです。
偕成社
窓のまどかさん(作/戸森 しるこ・絵/クリハラ タカシ)
魔女と少女の不思議な物語『魔女がやってきた!』

魔女や魔法が好きな子の心をくすぐる『魔女がやってきた!』。ある日、少女のもとに魔女が現れたことから、いつもの日常が不思議な世界へと変わっていきます。魔法によって起こる出来事にワクワクしながら、登場人物たちの気持ちや関係の変化も楽しめる物語です。
魔女が登場する短編を5つ集めたお話集。現実とは少し違う世界を想像しながら読むのが楽しくなる中学年の子に、ファンタジーの一冊としておすすめです。
徳間書店
魔女がやってきた!(作/マーガレット・マーヒー)
猫たちの冒険と友情!『ルドルフとイッパイアッテナ』

飼い猫のルドルフは、ひょんなことから遠く離れた町へ。そこで出会った野良猫のイッパイアッテナとともに、知らない世界で生きていくことになります。猫たちの会話や冒険を楽しみながら、友情や自立についても考えられる名作です。
かわいいイラストも親しみやすく、教訓のようなセリフもすっと心に入ってくるなど、小学生の子どもたちが感情移入しやすいように描かれています。猫に教えられる人生哲学。子どもの本棚にずっと残るような一冊。
講談社
ルドルフとイッパイアッテナ(作/斉藤 洋・イラスト/杉浦 範茂)
高学年向け|読み応えのあるおすすめ本7選
高学年(小学5年生・6年生)になると、本の選び方もそれぞれ。コンテストに入選している話題の本や、図書館で人気の本などを選ぶ傾向があります。中高生が主人公の物語や漫画、ちょっぴり背伸びしたような青春物語など。興味のある本をどんどん読んでみましょう。
ご両親がおすすめしたい本は、自分が昔読んだ時の感想やエピソードを添えて手渡すのも良いですね。本を読んでの感想を伝え合う事で、親子のコミュニケーションもとれます。
星を通して描く青春物語『この夏の星を見る』

コロナ禍の中、それぞれの場所で星を見上げる中高生たちを描いた『この夏の星を見る』。茨城、東京、長崎の3つの場所にいる登場人物たちが、オンラインでつながりながら「スターキャッチコンテスト」に挑戦します。離れた場所にいても同じ星空を見られるという設定を通して、友情や葛藤、未来への思いが描かれる青春小説。
高学年になると、中学生や高校生への憧れが強くなる子も多いでしょう。そんな時期に読むのにピッタリの一冊。
KADOKAWA
この夏の星を見る(作/辻村 深月)
大自然を舞台にした冒険物語『ハヤ号セイ川をいく』

カナダの大自然を舞台に、少年と犬が繰り広げる冒険を描いた『ハヤ号セイ川をいく』。雄大な自然の中で、主人公たちはさまざまな危険や困難に立ち向かいながら旅を続けます。
美しい風景や緊張感のある展開に引き込まれ、ページをめくる手が止まらなくなるような冒険物語。イギリス児童文学の傑作、フィリパ・ピアスのデビュー作。文章量のある作品にも挑戦しやすい高学年の子に、読み応えのある一冊としておすすめです。
岩波書店
ハヤ号セイ川をいく(作/フィリパ・ピアス)
少女とクジラの物語『ひとりぼっちのクジラとわたしの歌』

海でひとりぼっちで生きるクジラと耳の聞こえない少女アイリスの出会いを描いた『ひとりぼっちのクジラとわたしの歌』。言葉を交わすことのできない少女とクジラが、歌を通して心を通わせていく物語です。
海やクジラという壮大なテーマを背景に、孤独やつながりについて考えさせられるのも魅力。小学生の高学年の子が物語を楽しむだけでなく、読後に作品のテーマについて考えるきっかけにもなる一冊です。
静山社
ひとりぼっちのクジラとわたしの歌(作/リン・ケリー)
不思議な世界を冒険する『二分間の冒険』

不思議な冒険物語が好きな高学年の子におすすめなのが、岡田淳さんの『二分間の冒険』。小学6年生の悟は、学校で出会った謎めいた黒猫に導かれ、気づけば見知らぬ世界へ。そこで「この世で一番確かなもの」を探す冒険に挑みます。
次々と起こる出来事にハラハラしながら読み進められる一方、自分にとって本当に大切なものは何かを考えさせられる自のも魅力。読み応えのあるファンタジーに挑戦したい子にぴったり。
偕成社
二分間の冒険(作/岡田 淳・イラスト/太田 大八)
絵を描くことが好きな子に『あの空の色がほしい』

お絵描きが大好きな小学4年生のマコは、近所で「変人」と噂される芸術家のもとへ、絵を習いたいと頼みに行きます。そこから始まる、マコと芸術家のおじさんの不思議な交流を描いた物語。
好きなことにまっすぐ向き合うマコの姿や、二人のやり取りを通して、夢中になれるものを持つことの楽しさが伝わります。絵やアートが好きな子はもちろん、自分の「好き」を大切にしたい高学年の子、中学受験をひかえたお子さんにもおすすめです。
河出書房新社
あの空の色がほしい(作/蟹江 杏)
時間をめぐる不思議な物語『モモ』

不思議な物語を楽しみながら、不朽の名作としてしられる『モモ』を。古代遺跡に住む少女モモのもとに、ある日「時間どろぼう」の灰色の男たちが現れ、人々から時間を奪っていきます。モモはカメのカシオペイアとともに、奪われた時間を取り戻すため立ち向かうことに。
物語としての面白さはもちろん、「時間を大切にするとはどういうことか」を考えさせられる名作です。高学年の女の子へのプレゼントには愛蔵版がおすすめ。
岩波書店
愛蔵版 モモ(作・イラスト/ミヒャエル・エンデ)
ワクワクするファンタジーの名作『チョコレート工場の秘密』

イギリスの作家の作品『チョコレート工場の秘密』は、映画化もされて世界中で人気。ジョニー・デップ主演の映画を見て「原作を読みたい!」という小学生も少なくありません。
働いている人を誰も見たことがないという世界いちのチョコレート工場。そこから招待状が届くというワクワクするストーリーは、とっても面白いです。ドキドキが止まらない!女の子を惹き付ける作品。比較的、挿絵も多いのも魅力です。
評論社
チョコレート工場の秘密(作/ロアルド・ダール)
